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桃屋TVCM008-1961-八木節



時間:30秒
商品名:江戸むらさき
制作年:1961年
広告主:桃屋
広告会社:読売広告社
制作会社:TCJ

俯瞰の構図から徐々にズームインされる、舞屋台とも巨大屋台とも言われる祭の屋台。BGMに流れるのは、栃木及び群馬県境の八木地方を中心に伝えられる民謡、八木節。屋台の上では、のり平が頭に捻り鉢巻、法被に襷、腹には晒しを巻き、足袋姿という格好で、太鼓の撥を手に踊っている。のり平が歌う七七調の八木節の替え歌に合わせて、舞台は屋台から「四角四面のお膳の前」へ。正座をしたのり平の前に並ぶ、茶碗と海苔佃煮のビン。またその横にはご飯の入ったお櫃が。八木節では、樽や桶を中心にした囃子道具として、鼓、鉦などが使われるため、このお櫃でさえも囃子道具の一つであるかのように見えてしまう。撥を箸に持ち替えたのり平は、佃煮をまぶした茶碗大盛りのご飯をパクリ。最後は満悦の表情がクローズアップに。

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