桃屋TVCM060-1968-中国物語
時間:30秒
商品名:搾菜
制作年:1968年
広告主:桃屋
広告会社:読売広告社
制作会社:TCJ
桃屋初カラー作品4本の一つ。当時、新発売された中華シリーズのCMであり、中国の歴史的人物に関する教養が盛り込まれた作品。一人目は、戦国時代中国の儒学者、孟子の母。孟母三遷の話をネタに、墓地でも市場でも学問所でもなく、搾菜のためにと漬物屋の隣へ引っ越し。場面が変わると、中国秦末から前漢初期の武将、韓信にまつわる故事、淮陰の股くぐりのパロディー。続いて、広大な大地を馬に乗って疾走するのは、モンゴル帝国の始祖ジンギスカン。史実や故事のパロディーではなく、「ジンギスカン」という人物と羊肉料理の同音異義語によるギャグ。最後は、春秋時代の儒家の始祖、孔子と思われる人物が登場し、ナレーションで「子曰く」と『論語』のフレーズを引用。各パロディーの切り替え効果に左下からのページロールが採用され、制作者の工夫が見られる。
ラベル: 1968年
0 Comments:
コメントを投稿
<< Home